食品工場経営理念/回剣猫油断/かおりんの勉強/名香?



名香を選ぶ訳


名香とは、ズバリ良い香りの事。商品として発売当初から人気があり、多くの人に賞賛され、流行に左右されない、決してなくなる事のない普遍的な商品の香りです。
(香料の材料/原料が、価格的に商品価格と合わなくなったときは製造中止ですよ。)

パッと出の真新しいフレグランスに比べて、いろんな人が、その香りについての意見、香りの構成成分(主成分)内容、その他を事細かに調べて、多数の書籍に記述しているので、香りと香り立ち(香りの時間的な変化)、実際の嗅いだ時の感じ方、その香りを記憶する覚え込みの時に、シッカリと理解/解釈しながら覚え易いのです。

例えば、2種類以上の複数の香料(原料)が混ざった時の相乗的な変化(香り立ち)とか、付けた時どの香りよりも一番先に飛び出す香り、最後に出てくる印象的な香り、時間経過の中において早く消える香り、最後まで残る香り。そういった事を、書籍の記述と照らし合わせて、理解/確認する事が出来るのです。

あともう一つの理由としては、名香は何回テスト(嗅いでも)しても、比較的飽きが来ないところです。

実際問題、香りの同定や分析は、最初に何度も同じ香りを覚え込む事が必要なのです。ところが、嗅覚が正確に香りを嗅ぎ分けて覚えられるのは、一日数十分程度しか出来ません。(長時間連続では出来ないのです。)嗅覚が鈍くなる為です。今日 鈍った嗅覚で覚えても、明日のテストの時の同じ香りと異なるからなのです。その様な訳で、覚え込みには日数と回数が必要になり、飽きの来ない名香の方が都合が良いのです。





名香って?

ブランド/メーカー 商 品 名
ゲラン ミツコ、シャリマー、ボルドニュイ
シャネル No.5、No.19、COCO
ディオール MissDior、Dune、Diorissimo
ジャンパトゥー Joy、1000
資生堂 すずろ
コティー コンプリス(現在は製造中止?)




他にも沢山ありますが、誰もが知っているもの、知ってる人は知っている、程度のものをリストアップしました。

普段フレグランスに興味のない方は、大抵その香りのキツサ、香りの個性に思わず、身を引いてしまうかもしれません。
(うへ〜って感じ。)もしくは、こんなのドコがイイの〜? てところです。

興味のある方は、何かの機会にテストをどうぞ。

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